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作曲とプログラミング

2006-08-15 01:18:40 +0000

こんにちは、ケンジです。
今回は、作曲とプログラミングについて思うことを書いてみようと思います。

音楽を専門としない一般的な人たちの多くにとっての「音楽」というと、拍子や調性などがある程度ハッキリしていて分かりやすいものになる事かと思います。そういった範囲での作曲というと、大体において過去に作られてきた数多くの楽曲の中に同様の要素が多く存在するわけです。調性というある程度の枠の中に入っているということ自体もそうですし、リズムや音階だってそうです。そういう意味で、プログラミング作業と似ていると思うのです。

作曲は、英語でComposeですね。組立てる, 構成するといった意味合いです。既に世に存在している様々な音楽的要素を組み合わせ1つの流れを作っていく、そんなイメージでしょうか。対してプログラミングは、使用する言語がまずあって、そこで用意されている関数や、前人が作ったライブラリ等を組み合わせ処理を完成させていきます。ここだけ見れば作曲とプログラミングは非常に似通った事をやっているな、と感じたわけです。

ですが決定的に違う部分はあります。作曲するという作業においては、出来上がった楽曲にオリジナリティや美しさといったものが求められます。プログラミングの場合は効率的で見通しの良いコードが求められる事でしょう。同じような処理の為に書かれるコードは、洗練されればされるほど同じようなコードに収束していくという事です。そこには突飛な事やサプライズ、オリジナリティというようなものは求められません。過程は似ているのに求める結果が違うのですね。勿論、プログラミングにも美しさは求められますが。

作曲するという事を極める事は、これまで使用されてきた数多くの音楽的要素を思いのままに操り、時には全く新しい価値観で音楽的要素そのものを作り出し、音楽を作り上げるという事。プログラミングで言えば、思いのままに言語を操り素晴らしいシステムやサービスを作ったり、全く新しいアルゴリズムを考え出したりというような事でしょう。そういった前人未到な仕組みを作ってしまう技術者は本当にクリエイティブで、ある意味アーティストと言えるのではないかと思うのです。

で、何が言いたいのかというと、僕はアーティスティックな人間に憧れます。
ウノウには素晴らしいアーティストが多数いるので刺激的です。

ところで、音楽表現の為のプログラミング言語というものもあります。勉強してみようかな。