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探し物はなんですか?
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こんにちわ。sashaです。IA(Information Architecture)にはいつも興味を持っていて、専門学校でも特別コースを取ったりしてみました。

普段、私たちがウェブを駆け巡るとき、絶対に無意識のうちに、「探し物を見つける」というゴールを掲げているものです(結構自信持って言い切っちゃいます)。さて、ではどのような方法で、このゴールに到達しているのでしょうか。次の記事では、「情報を探す」とはどういうことなのか、そのために、どのようなデザインが可能なのかを考えています。

情報探しの4つのモードとそれぞれのモードのためのデザイン方法


1. 探してるものを知ってる系

例えばこんなとき:

  • 何が知りたいかを知っている
  • 自分が探したいものが、なんと呼ばれているかがわかっている
  • どこから探して行ったらいいかがなんとなくわかっている

それは例えば、PHPのとある関数の使い方を調べようとしているときだったり、映画生活でスーパーマンのレビューを読みたいときだったり。

そんなのときに役に立つ問題解決方法としては、以下のような例があります。

  • サーチ - 検索されたキーワードを、文脈や正確な要約の中で示す。エンジンと、結果の中から探したいものを見つける、簡単な読解力を利用
  • 「A-Z」 あるいは 「あいうえお」順インデックス - 知っている言葉をスポットする。文化の中でしみこんだ、音声言語的な知識体系を利用
  • クイックリンク - 頻度の高い機能へは、一目でわかるリンクで直行!視覚と、機能の重要性の認識を利用
  • ナビゲーション - 探したいもののキーワードと関連する言葉をたどる。人間の知能に既に組み込まれている、概念言語的な知識体制を利用

もちろん、知りたい情報がどれだけスムースに探すことができるかは、どのようにこれらの解決方法となる捜索ツールを作るかにかかってくるのです。

2. 探し物はなんとなくわかってくるでしょう系

例えばこんなとき :

  • 何が知りたいかは大体わかっているのだけど、なんて表現していいのかわからない
  • 知りたいものズバリそのものの用語がわからない・忘れた
  • どこから探したらいいのかがよくわからない
  • でももし探しているものを見つけたときは「これを探していたのよ!」と思う

たとえば、自分の好きそうな音楽を探していたり、エリンギを使った手ごろな料理のレシピを探していたりするときは、これですよね。

そんなときのアプローチとしては :

  • ナビゲーション - ナビゲーションをたどりながら、広く、深く、ユーザーは導かれ、学び、発見します。
  • 関連情報 - タグ、他のユーザーからの関連情報、情報提供側からの関連情報など。
  • サーチ - 探したいものズバリを表す言葉で検索することが出来なくても、類語を知っていたり、関連する言葉を知っているときには、このアプローチも有効です。

この系統の探し物へのアプローチでは、ユーザーに「探検する」余地を与えてあげることが重要ですが、同時に、「探検する」ことによって、目標としている情報により近づいて行っている実感を与えてあげることが重要です。近頃の探検家は諦めがめちゃ早いですから。

3. 何探しているのかわからない系

例えばこんなとき:

  • 資料などを目を通さないといけないとき
  • 新しいウェブサイトやウェブサービスを試しに使ってみているとき
  • 世の中でなにが起こっているか気になるとき
  • ネタやインスピレーションを探しているとき

この探し方には次のようなアプローチが必要です

  • シンプルで把握しやすい要約、アウトライン、需要な項目リスト、目次、サムネイルなどなど
  • 具体的で深いコンテンツ

必然的に、見せ方より実際のコンテンツ部分の重要性が倍増しますよね。

4. もう一度見つけ出したい系

例えばこんなとき:

  • どのサイトの、どこにあったか覚えているかもしれない
  • どのサイトの、どこにあったか、まるで覚えてないかもしれない
  • なんとなくの見た目だったら覚えているかもしれない

こういった探し物をお手伝いするには、二つのアプローチの仕方があります

* 主体的なアプローチ


など、ユーザーがあえて自分でクリックすることによって、あとで欲しいものをすぐに見つけられるようにするアプローチが一つと、

* 能動的なアプローチ


の様に、ユーザーがそのURLをそのまま記録しておくためのアクションを特別に起こさなくても、欲しい情報を分類、ソートしてくれるタイプのアプローチです。

まとめ

いかがですか?あなたがウェブサイトを見るときは、これらの4つの探し方モードを満遍なく常に実行していますよね。あなたのサイトに来る、ユーザーさんたちも、これらのどの探し方で、あなたのサイトにたどり着いたのでしょう。その人たちは、探し物を見つけることは出来たでしょうか?

大事なのは、ユーザーがどのモードでもって必要な情報をあなたのサイトで見つけるか、を見極めることではありません。大事なことは、複数の探し物モードが存在することを認識して、それぞれに適した解決法を用意してあげるということです。

探し物を見つける、というゴールだけを考えて、一度あなたのサイトを見直してみるのもいいかもしれませんね。

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コメント

いい情報の紹介ありがとうございます。berry picking modelというのが、情報探索のモデルとしてよくつかわれますが、そちらの中では4番と1番とを区別していないようです。ググれば、課題分割してたりするのでいいヒントとしてよく使っています。

なるほど。
http://www2.sims.berkeley.edu/courses/is202/f98/Lecture19/sld001.htm

リソースからリソースへ渡り歩き、情報を検索しているうちに目標も方向性も変容するようなモードのことを、berry picking modelというんですね。ここでいうと、3番目や2番目のモードのことでしょうかね。

一方で、ダイレクトに目標にたどり着きたい探し方の事を、Standard IR Modelというのだそうです。

ふーむ。勉強になりました。

ありがとうございました!

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