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海外経験のない典型的理系人間が日常会話レベルの英語を話せるようになるまでの道のり

2006-09-13 15:50:09 +0000

尾藤正人です。

最近僕のアメリカ人の友達がオフィスに来たときに英語で会話をしてたのですが、ようやく僕が本当に英語が話せることが証明できて存在価値を認めてもらえるようになりました。

昔は理科数学しかできない典型的な理系人間で、高専に進学したため受験戦争の荒波から逃れ、英語レベルは中学生止まり。海外に一度も行ったことがない(パスポート持ってない)状態で外国人と普通に会話ができるまでに成長することができました。

英語は読めるんだけど喋るのは苦手という方は多いと思います。なので、僕がどうやって英会話力を見につけたかを紹介したいと思います。

日本語を使わない

これが一番大事です。英和辞典は捨ててもいいぐらいです。日本人は日本語を勉強するときには日本語を使います。英語を勉強するときには英語を使えばいいのです。そもそも言語っていうのは一対一で対応するものではないので、外国語を使うことに無理があります。英語を日本語で勉強してしまうと、いつまでたっても My hobby is golf. みたいなコテコテな日本語英語から抜けられません。

英英辞書を使う

単語の意味を調べたいときには英和辞書は使わずに英英辞書を使います。ネイティブの人が使う英英辞書は説明が難しいので、世の中には英語学習者向けの辞書があります。本屋に行って Learner's dictionary を探せば必ずありますし、最近の電子辞書には初学者向けの英英辞書がついてる機種があります。

Cambridge Advanced Learner's Dictionaryがオンラインで無料で使えますので、僕はよくこれを使ってます。

レベルの低い英語の本を読みまくる

多読法という方法をご存知でしょうか。簡単な英語を大量に読んで英語学習をしようという方法です。

僕が簡単な英語の本を読んでると、よく「そんな簡単な英語を読んでも勉強にならない」という人がいますが、これは間違ってます。本当に勉強にならない人は同レベルの英語の話をネイティブレベルで書ける人です。日本語でも英語でもそうですが、普段の会話で使われる単語は基本的な単語の組み合わせがほとんどです。重要なのはどういうシチュエーションでどういう単語の組み合わせを使うのかを習得することです。

多読法で重要なのは意味が分からない単語が出てきても調べないことです。いちいち調べてたらすぐ飽きてしまいますし、意味の分からない単語がある状態で内容を汲み取る技術は実際の会話でも生かされます。頻出頻度の多い単語は前後の文脈から少しずつ意味が分かってきます。頻出頻度の少ない単語の意味を丸覚えしても、どうせ使わないのだから意味がありません。ボキャブラリーは少しずつ増やしていけばいいのです。自分達もそうやって(無意識に)日本語を学習してきたはずです。

僕がお勧めするのは Penguin Readers です。英語初学者向けに書かれた本でレベル分けがされてるので、少しずつステップアップするのに最適です。僕はこのシリーズは50冊ぐらい読みました。今は児童文学の方にスイッチしてて、最近だと「ピノキオ」とか「ガリバー旅行記」を読んでます。

生の英語を聞きまくる

上記で英語を読む力はついてくるのですが、実際に英語を聞かないと聞く力がつきません。僕のお勧めはVOA News Special English です。アメリカのような移民の国では英語がネイティブでない人が多いので、平易な英語でゆっくりと喋ってくれます。オンラインで聞けますし、トランススクリプトもついてるので何を話しているか文字で確認することもできます。

映画を見るのもいいでしょう。ラブコメディなんかがいいと思います。日常的な言い回しが多いし、何よりみていて楽しい。映画のトランススクリプトは本屋でも売ってるし、オンラインでも見つかります。

シャドーウィングしまくる

シャドーウィングというのは英語を聞いて、それと同じことを自分で声に出すことです。かなり効果があります。日常会話で話す言い回しなんてのは大体決まっていて、何回も口に出して慣れてくると自然に口から出てくるようになります。

シャドーウィング用の教材は少ないですが、探せばあります。CDとトランススクリプトがついてるやつです。できるだけ日本語訳がないものを選びましょう。

以前 youtube で映画を見ながらコテコテのカタカナ英語で話している人の動画がありましたが、あれってすごくいいです。ひたすら練習することが大事です。

実際に英語で話してみる

ここまで下準備をしたら実践あるのみです。といっても日本に住んでて外国人と会話する機会なんてそうそうありません。

僕の場合は Nova に通いました。Nova には VOICE ルームという制度があって、ここではレベル関係なしにただ英語会話をするというシステムです。1回2000円ぐらいで何時間でもいれるので、通常のレッスンよりかなりコストパフォーマンスが高いです。

英会話喫茶というのもあります。都内だと恵比寿とか高田馬場にあります。僕はあまり行ったことはありません。

Nova は先生の質が良くないからダメだという話がよくありますが、それは間違ってると思います。僕の持論では Good English is Bad English. で、日本人にとって分かり易い英語が必ずしも通じるとは限らないからです。現地の人は英語の先生ではないのですから、むしろ英語の教え方を知らない人と普通に話ができるようになるほうが大事だと思います。

まとめ

上記の方法で、早い人で半年ぐらいで話せるようになると思います。僕は大体1年ぐらいかかりましたが。日本語を話す能力がある人は誰でも英語を話す能力を持っていると思います。大事なのは「継続は力なり」ではないでしょうか。