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パソナテック10周年記念 シリコンバレーツアー(後編)

2008-07-20 08:18:40 +0000

こんにちは、naoya です。

前編からすこし間が空いてしまいましたが、後編のレポートをお送りします。

シリコンバレー風景
シリコンバレー風景 posted by (C)フォト蔵

シリコンバレーツアーの最終日は、渡辺千賀さんやGoogleやAdobeで活躍されているエンジニア、フリーランスとして活躍されているエンジニアの皆さんによるパネルディスカッションが開催されました。

まず、各自の自己紹介があったのですが、もともと営業職だったり、英文学の専攻だったり、機械工学だったりと、もともとエンジニアとはまったく関係のない職種や専攻だったことに驚きました。

シリコンバレーにきた経緯もさまざまで、単身でシリコンバレーに来たり、交換留学でアメリカに渡ってシリコンバレーに来たり、スタンフォード大学に留学してと、経緯もさまざまでした。

その中で、「自分を肯定してくれない場所にいても無駄」、「自分の環境を変えるために、そこで頑張って環境を変えるか、まったく別の場所に行くか、この二つの選択肢しかない」という意見が出たのですが、まったくそのとおりであると同感しました。

また、日本のエンジニア事情について話題が上がったのですが、エンジニアの評価という点ではシリコンバレーにまさる場所はないとのことです。シリコンバレーでは、エンジニアの給料が一番高く、性別や年齢や国籍などその人のプライベートで差別するような風土はまったくないとのことです。ちょうどパネルディスカッションの中でそのことを象徴する出来事がありました。パネルディスカッションの途中で、参加者からパネラーの皆さんの年齢を質問したのですが、その瞬間にパネルラーの皆さんから「その質問をされたのは、初めですね。」と言っていました。まさに、シリコンバレーというかアメリカは年齢や性別などはまったく関係がなく、そのスキルのみが尊重される場所なのだと思いました。ちなみに、企業のインタビュー(面接)でも性別や年齢をレジュメに書く欄はないそうです。

そのあと、GoogleやAdobeについての企業風土について話題に上がりました。Googleではおもに採用面接の内容に話題に上がりました。Googleでは採用を専門にしているリクルーターがたくさんいるそうです。そのリクルーターから声がかかると、さっそくコード面接になるそうです。コード面接では、出された問題に対して今自分がその問題を解くために何を考えているのか説明しながらホワイトボードにコードを書くそうです。面接官は、実際に入社した人が所属するであろうチームの人たちが担当で全員OKと言わないと合格することはないそうです。最終的にはLarry Pageが判断するとのことでした。
面接は何回も行うようです。
Adobeでは、定期的にパフォーマンスが出ていない人を入れ替えるようになっており、5人くらいのチームで開発するとのことです。また、Adobeはまずフルタイムで雇うのではなく、試用期間を設けてその人のスキルを確認してから正式に社員になれるそうです。Adobeは、約3年から4年くらいずっと働いている人が多いそうで、これはかなりシリコンバレーではめずらしいとのことでした。

最後にアメリカでサバイバルする方法として、自分のアイディアを生み出せるかどうか形にできるかどうかが勝負の分かれ道、自分のスキルなどを精一杯アピールする必要がある、といった方法が挙げられていました。後者は、日本人のあまり得意ではないところなので、相当意識しないと難しいとのことでした。


パネルディスカッションのあと、渡辺千賀さんによるセミナーが開催されました。このセミナーでは参加者の質問を受け付ける時間となりました。参加者からは、英語、アメリカの文化、アメリカで働く方法、などさまざまな質問が挙げられました。その中で、アメリカで働く方法としては、ビザの取得がとても大変ということで、前編でも紹介したVMwareで活躍されている吉澤さんの方法が一番の近道であるとのことでした。


こうして、パソナテック10周年記念 シリコンバレーツアーは無事終了しました。パソナテックでは、第二回目も開催したいということで、とても楽しみです。

最後に、今回のシリコンバレーツアーのレポートがいくつか上がっていますので紹介しておきたいと思います。